落語ノート 御慶

女房の半纏を質に入れた金で買った富くじが当たった八五郎。

二月まで待てば千両貰えるのだが待てずに即金で八百両を

貰い興奮と緊張の面持ちで帰宅。

市ヶ谷の古着屋で女房の着物やらサンゴの五分玉のかんざしと

一緒に年始参り用の裃・太刀を買ってくる。

もちろん滞納している店賃を払いに大家さんにも出向き、おかみさんに

小遣いまで上げて意気揚々と「また年始にくらぁ」

それからは酒屋が来る、餅やが来る、女房に裃を着せて貰って

八五郎は興奮のあまり眠れずに一晩を過ごす。

夜が明けるや大家さんにお年始がてら裃姿を見せびらかせに行く。

大家「立派ななり相応の挨拶ができなきゃいけない」

八五郎「何て言えばイイんだ?」

大家「おめでとうございます。旧年中は色々とお引き立てにあずかり

まして、本年も相変わらずお引き立てをお願いいたします」

八五郎「冗談じゃねぇ、そんな長ったらしいことが言えるか。もっと短くて

みばえの良いのはないのか?」

大家「そうだな、これなどはどうだ。長松が親の名で来る御慶かなという句

があるが御慶とお言い。」「向こうでお屠蘇をお上がんなさいと言ったらば

また春永に伺いますという意味で永日(えいじつ)と返事をすれば良い」

大家さんに教えられた八五郎、道みち「御慶~!」 「永日でぇ~」と大声で

どなりながら友達の家に向かう。 ところが友達は留守で隣のお婆さん相手に

無理やり年始の挨拶をさせて「御慶」「永日」を披露する。

帰路についた途中で友達とばったり出会う。 張り切って「御慶~!」と始めるのだが

友達は何を言われたのかすぐには分からない。  と、これからオチになるのだが・・・

★ オチは明かさない方が良いのか、ここまでストーリーを書いたのだから
   明かした方が良いのか分かりませぬぅ。 皆様はどうお思いじゃろう?

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