寄席が盛り上がってるって~?

昨日のワイドショーの中で「今、落語が人気」だと 紹介しとった。何でもイケメン噺家が数人注目され ているのが原因らしい。新しい噺家さんはあまり 知らない。でも、紹介された写真を見ると確かに イケメンだった。そうか、それで13日の鈴本も混んで たんかな?    けれど~、噺家の要素って顔 かしら?長年聞いていると噺家の必須要素って 顔より「」だと私は思う。 美声な人は向いていない。 「味」に欠けるんだよね。クラッシックの発声で演歌を 歌っても味気ないと思いません?そりゃぁ話しの 技術が抜群に上手かったり、演者が独特の雰囲気を醸し 出したりしてれば別でしょうけど。綺麗な声よりも個性の ある声、聞いててすぐ「あの人だ」って分かる声の人が 向いてるよね。顔もあまり整ってると覚えにくかったりして ぇ、これっておブスな婆のひがみかなぁ。(・_・;) 

裏話って面白い~

昨日、カルチャーセンターの講座に入会した。 もちろん落語に関する講座。これまでは歌、カンツォーネや シャンソンを習っていたのだがもういいかなって。 詰まらない理由かもしれないが、楽譜がジャンジャン増えて いくのに閉口してるとことがあるのだわん。 ママさんコーラス、ギターの教本や曲集もたくさんあって 今は売ってなくて貴重なので捨てられない。 断舎利とまでは考えていないけど、少しづつ荷物を増やさ ない生活にしていかないとね。 講座では、春に真打に昇進するT講師(師匠)の修行時代の 裏話を聞けて興味深かった。後半の30分では一席噺を聞けて こちらも楽しい。月に一度なので体の負担も少なそう。 なじんできたら、お仲間と落語のことなどお喋りできたら イイなぁ。焦らず期待せず自然にね。

人気者のトリオ

落語教育委員会と称してお三人組んで地方へ 出向き一席喋って落語を広めておられる。 営業努力はご立派で、中々チケットが買えない ほどにまで人気者なんだって。 柳家喜多八・三遊亭歌武蔵・柳家喬太郎さん。 歌武蔵さんは数年前から寄席でよく聞いた師匠で 「ただ今の取り組みについて・・」と相撲の審査員の 真似を必ずご披露してた。落語界のキョンキョンと あだ名される喬太郎さんと学習院出の「殿下」喜多八さ んは教育委員会を通じて去年だったか初めて知った。 高座終了後、お約束のCD販売でお買いあげてオマケ で貰ったDVDが面白かった。タイトルの下に三人の 写真が載っているのだが肖像権がどうなのか分からん のでタイトルのみで。
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日曜日はテレビ寄席

お正月以外はテレビで寄席番組をほとんどしなくなりました。 唯一、千葉テレビで日曜の18時5分から「浅草お茶の間寄席」と いう番組が見られる。 浅草演芸ホールでの高座から2~3人の 落語または漫才を放映するというもの。 この番組の良い所は演題が分かること。 前回は鈴々舎馬風さんの「禁酒番屋」他。 あらすじを書くと長くなるので省略です。 馬風さんの落語をじっくり聞いたのは初めてだ。寄席では二度ほど 世間話だけの高座だったんで。この世間話で結構笑わせてくれる。 ゆる~い雰囲気ってんですか、ご本人がリラックスしている風体なので こちらもリラックスして聞けるところが好き。 馬風さん、本日1日にもあります。入船亭扇遊さん、三遊亭 歌奴さん(山の穴々の師匠ではなく)らも出演でぇす。

見逃した!

本日午後3時過ぎよりNHKで「平成27年度 新人落語大賞」を放映しとったぁぁ。最後から 四人目の 小痴楽さんの終わり頃からしか 見られなかった、残念! 大賞は桂 佐ん吉さん、おめでとう、上方の方かな? 最初から見た年(回)が何度かあって、あの噺家さんが良いと 感想を持ったりしても、案外と審査員の評価とはマッチせず。 私の感性、今一なのかなぁとがっかりしたりする。 もっとも大師匠方や落語評論家と肩をならべられるはずも無いが。 先日の漫才と合わせてHPはコチラをご覧あれぇ。

本日の噺は「本膳」

自称落語好き、一日に一話は最低聞いている。とは言ってもいわゆる「通」 ではない。お囃子の知識は無いし個々の落語さんの師弟関係にも詳しくないし、 知らない噺の方がたぶん多いだろうし。 この「本膳」も初耳。金馬さんのCDを図書館で探してたら見っけ。 名主の娘の婚礼に呼ばれた、庄屋をはじめとする36人の村人が一の膳から 三の膳まである正式な食事の作法にてんてこ舞いするという筋書き。 作法を知ってる手習いの先生の真似をして凌ごうとするも、 何もかも、 先生が芋を取り損ねたしぐさまで作法と間違えて真似をするのだから 可笑しい、可笑しい。  金馬さん(50代のころの高座)の明るいお声、喋り方と内容がぴったりでした。

寄席の不思議

寄席に入るとプログラムをくれます。大まかな時間と出演者の名前が載ってます。 コンサートのそれのようにどんな噺をするのか演題(タイトル)は書かれていない。 慣れないうちはとまどいましたよ。 聞き終わっても何の話だったの~?って。 舞台にあるめくりにも名前だけが書かれてるだけだし。 これはあれですと。どんな噺を喋るのかは事前に明らかにしなくて良いようで、 最初の演者から何の噺をしたのかをネタ帳というものに記帳されていくんですと。 でもって、次の人はネタがかぶらないようにその日の噺を決めるそうな。 その上でベテランの師匠になるとお客の層とか雰囲気で、見あった噺にするそうです。 そうそう、国立演芸場のHPには演者とタイトル載ってましたっけ。国立だから 「あぁた、これおやんなさい」ってことなんすかね?キャハハッ。 プログラムやめくりはどうなってるのか、一度行ってみたいと思うけれど確か 指定席で事前に買うんじゃなかったかな・・・フラ~ッと出かける寄席って感じ じゃなさそうだわ~ん。

懐かしの円鏡さん死す

八代目だったかな、橘屋円蔵さんが亡くなったそうな。 もっぱら「円鏡」さん時代にテレビやラジオで活躍されていたのを 拝見しただけで、寄席で落語を聞いたことはありませんでした。 個性のあるお声で元気いっぱいだった印象があります。 ご冥福をお祈りいたします。

2015.10.13の浅草演芸ホール

7年ぶりかいな、久々に落語鑑賞へ。  ってえ言っても先月は上野鈴本へ行きましてん。 三遊亭金馬師匠、芸歴75年記念興行でした。 すごいですなぁ、おん年83歳? 年齢なんて全く感じさせない高座でチッとばかし現代風アレンジの「死神」。 オチも 見立てオチでなく、師匠発案なのかな、初耳で「ふ~ん」という感じでした。明るい 芸風でリラックスして聞けます。息子さんの金朝さんも出てました。 そうそう、話がそれたけど演芸ホールに入って「しまった!」。 ってぇのは貸切の お席があったんす。 以前、マメに通っていた頃は事前に電話して貸切が入ってるか どうかを確認してたんだっけ。 ま、寄席としては結構な入りで万歳なんでしょうけどぉ 混んでる寄席は好きでない・・・我儘なあたし・・・。 寄席での楽しみの一つに演題、つまり噺のタイトルってんですか、どのくらい分かるか 当てることでして、最近は、聞いたことはあるけどタイトルが出てこないなんてことがざら なんですわぁ。  この日初めて聞いた噺がありまして、柳家はん治さん演じた「ぼやき 酒屋」 居酒屋の客がかみさんのことを愚痴り、その客の生業も居酒屋だったってぇ筋書 なんだけど、どうも桂三枝さん(改め6代目文枝)の創作落語だそうだ。面白い噺でしたよ。 やっぱ寄席は楽しい~! 

落語ノート 御慶

女房の半纏を質に入れた金で買った富くじが当たった八五郎。 二月まで待てば千両貰えるのだが待てずに即金で八百両を 貰い興奮と緊張の面持ちで帰宅。 市ヶ谷の古着屋で女房の着物やらサンゴの五分玉のかんざしと 一緒に年始参り用の裃・太刀を買ってくる。 もちろん滞納している店賃を払いに大家さんにも出向き、おかみさんに 小遣いまで上げて意気揚々と「また年始にくらぁ」 それからは酒屋が来る、餅やが来る、女房に裃を着せて貰って 八五郎は興奮のあまり眠れずに一晩を過ごす。 夜が明けるや大家さんにお年始がてら裃姿を見せびらかせに行く。 大家「立派ななり相応の挨拶ができなきゃいけない」 八五郎「何て言えばイイんだ?」 大家「おめでとうございます。旧年中は色々とお引き立てにあずかり まして、本年も相変わらずお引き立てをお願いいたします」 八五郎「冗談じゃねぇ、そんな長ったらしいことが言えるか。もっと短くて みばえの良いのはないのか?」 大家「そうだな、これなどはどうだ。長松が親の名で来る御慶かなという句 があるが御慶とお言い。」「向こうでお屠蘇をお上がんなさいと言ったらば また春永に伺いますという意味で永日(えいじつ)と返事をすれば良い」 大家さんに教えられた八五郎、道みち「御慶~!」 「永日でぇ~」と大声で どなりながら友達の家に向かう。 ところが友達は留守で隣のお婆さん相手に 無理やり年始の挨拶をさせて「御慶」「永日」を披露する。 帰路についた途中で友達とばったり出会う。 張り切って「御慶~!」と始めるのだが 友達は何を言われたのかすぐには分からない。  と、これからオチになるのだが・・・ ★ オチは明かさない方が良いのか、ここまでストーリーを書いたのだから    明かした方が良いのか分かりませぬぅ。 皆様はどうお思いじゃろう?

落語ノート 七福神

趣味の一つである落語鑑賞。既に鬼籍に入られた師匠方のを 聞くことがほとんで最近は寄席から足が遠のいている。 前から書きたかった落語について、まぁ、単にお噺の紹介に とどまろうが、今年は一丁、書いたろうと思いまして。 どういう風にしようか・・・試しに月・季節と合う噺を書いてみる。      御幣(神社の禰宜さんがお祓いの時に持ってる物)かつぎ 別題  七福神とも。 縁起をかつぐのが尋常でない呉服屋の旦那その名も五平さん。 それを分かっているのに意に介さずにわざとのように縁起の悪い言葉を使う 権助(下男、田舎から出てきてる人が多そう)と、幼馴染の早桶や(棺おけを 作る店)の主人の態度が可笑しいのだ。店の奉公人はさすがに旦那に合わせ て縁起の良いことを言って気に入られようとする。 例えば、元旦の雑煮を食べながら「旦那、餅に金物が入ってました」 「そりゃぁ、いかんのぅ」  「いえ、餅に金でお店は金持ちになります」 てな具合に。ここで権助が「金に餅なら金持ちだが餅に金ならこの店は もちかねる」なんぞと混ぜっ返す。 昔は2日の夜に七福神を乗せた宝船の(たぶん)を売りにきたようで 最初に呼び込んだ舟屋(宝船の売り子)があまりに無神経に旦那の機嫌を 損ねたので、ハラハラした番頭が通りに出て次に出会った舟屋さんに「家の 旦那は御幣かつぎだから、何でもイイから縁起の良いことを言って売ってくれ、 そうすればご祝儀もはずまれよ」と入れ知恵をつける。 さぁ、この舟屋さん頭の回転が早く、「舟屋さんと呼びこまれると「へい、宝の 入船です」と言って旦那に気に入られる。 ご祝儀を貰い酒まで振る舞われて「小金色の酒」「亀の子のように飲む」など 縁起の良い言葉を発してはご祝儀が増えていく。 はては住まいまで聞かれ「浅草の寿町」そこから越して「下谷の長者町」と 止まることを知らず~。  はてさてオチは? それは是非、機会を作ってお聞き下さいませ。